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社会保険労務士学習計画
■短期合格を目指して

社会保険労務士試験を受けるために必要な科目は細かく分けると、全部で10種類になります(科目については後ほど説明します)。

したがって全ての科目を深く勉強していてはいくら時間があっても足りません。

しかし、各科目最低点があるため苦手科目をつくってしまうと他の科目が満点でも落ちてしまうやっかいな面もあります。

ということは、いかにして苦手科目をつくらず全ての科目において合格点を取るのかを考えた学習方法が必要になってきます。

社会保険労務士試験の短期合格は、広い試験範囲をいかに無駄を省いて勉強できるかにかかっています。

■ニポポが社会保険労務士を勉強した感想

ニポポは大学まで行きましたが、法律の勉強は一切やってませんでした。そこで、とりあえず資格スクールに行くことにしました。

初めの講義は衝撃的でした。予習をせずに講義に行ったのですが、講義で法律を読んでるんですけどまったく意味がわかりませんでした。ぜんぜん頭に入ってこないんです。次の講義からは、ニポポはとりあえずわからないなりに読むだけ読んで講義に出るようにしました。

社労士は勉強が進むにつれて科目が増えていくので似たような条文や数字が多く出てきます。ニポポもこれにはかなり苦戦しました。早いうちから勉強をはじめて時間に余裕がある方は自分で横断整理してみるとかなり力がつくと思います。時間のない方は横断整理されたテキストを一冊購入するとよいでしょう。

勉強が進んでくるとよくある質問が問題はいつから解きはじめたらよいのかということです。

ニポポのおすすめは授業が始まる前からわからなくても良いので問題集をはじめることです。過去問集を買えば解説もついていますので、先に問題をみることで、よく出ている論点や重要箇所がみえてきます。

今から勉強をはじめる方は講義よりも一歩先に行く感じで問題を解いてみてください。ただしインプット学習の予習復習がおろそかになるようでは意味がないので注意してください。

合格したときにニポポがやっていたのは、基本書を何回も読む、同じ過去問を何度も解くことの2点だけです。

社労士試験は基礎問題が5割近く出ますので基本書だけで十分対応できます。同じ問題を繰り返すことでかなり力つきます。

■社会保険労務士試験科目一覧

1労働基準法

普通に勉強をはじめればまず一番初めに学習する科目です。年を重ねるごとに問題が難化する傾向にあるので基礎を抑えて最低ラインを割らないように気をつけましょう。


2労働安全衛生法

労働基準法とひとまとめで出題される科目です。もともと労働基準法の一部だったものを切り離した法律です。比較的暗記の要素が強く苦手にする人が多いのですが、しっかり記憶してしまえば得点源にできる科目なので足切り点対策としてもしっかりと勉強する必要のある科目です。


3労働者災害補償保険法

会社で従業員が事故にあったときなどに従業員の生活を補償するための保険についての法律です。労災と縮めて呼ぶことが多いです。会社の総務部などにいると比較的なじみがある科目ですが、初めてみる人には少しわかりづらい科目かもしれません。労災認定についての正誤問題がよく出されます。


4雇用保険法

失業した時にお世話になる失業等給付に関する法律です。この科目の特徴は給付日数などの数字が問われることが多い点です。数字を覚えるのが苦手な人は苦戦するかもしれません。内容としては比較的簡単な科目で、得点源にしている人も多いです。


5労働保険の保険料の徴収等に関する法律

3と4の保険料に関する科目で、実務経験のない人にとっては最もなじみにくい科目かもしれません。保険料の計算などの数学的な要素が少し入っているので、苦手意識がついてしまうと厄介な科目です。ただし、一度計算方法等を理解してしまえば高得点を狙える簡単な科目に変身します。


6健康保険法

医療保険に関する科目です。日常生活に係わる一番身近な法律科目なので比較的学習はしやすいと思います。基礎を抑えてしっかり勉強すれば足切りに引っかかることはないでしょう。


7厚生年金保険法

サラリーマンが加入している厚生年金に関する法律です。年金科目は社労士試験のなかで大きなウエートを占めていますのでしっかりと学習しましょう。


8国民年金法

サラリーマンと専業主婦以外の人はほぼ皆が加入する国民年金に関する法律です。厚生年金に比べると比較的問題が簡単なので得点源にできると思います。


9労務管理その他の労働に関する一般常識

労働白書からの問題や労務管理用語に関する問題、その他の労働関係の法律から問題が出されます。いくら勉強しても範囲が広すぎて終わらない科目なので、要点を抑えた学習と、日ごろから意識してニュースや新聞を読むことが大切です。


10社会保険に関する一般常識

厚生白書からの問題や上記社会保険科目以外の社会保険関連の法律から出題されます。法律関連の問題はメインの社会保険科目とかぶるところもあるので比較的勉強しやすいのですが、白書は範囲が広いので、こちらも労働に関する一般常識と同じ方法での学習が必要となります。

■効率的な学習を心がけよう

とりあえずは一通りの科目を学習する必要がありますが、その後は科目によって勉強する時間の配分を自分なりに考えてください。得意不得意は人によって違うので工夫して自分にあった勉強スタイルを身に付けましょう。

一般的な学習法としては、やればやるだけ伸びる科目と、そうでない科目を効率よくおり混ぜることが大切です。

年金科目は択一式試験では70点のうちの20点、選択式でも40点のうちの10点という大きなウエートを占める科目なので絶対に得意科目になるまで勉強してください。

雇用保険法・徴収法・安全衛生法・健康保険法もやればやるだけ点数に結びつく科目なのでしっかり時間をかけて勉強することをおすすめします。

その他の科目は苦手にならない程度に押えておけば大丈夫だと思います。特に一般常識は範囲が広いので深入りしないようにして、最低ラインを割らないようにだけ気をつけて勉強してください。

勉強法に関しては社労士科目別勉強法に掲載していきます

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